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2008年12月 4日 (木)

JOTA

 英国でウイリアムスFW30 N.ロズベルグが12/8発売だそうです。中嶋はアナウンスまだなようです。国内はどうなんでしょう?レッドブルも既にあちらでは発売中、SHOWCARとは違いワクワクするのが本戦仕様、後はフォース インディアとトロロッソ。ベッテルは間違いなく争奪戦でしょう。

 さて珍しくロードカーのお話です。スーパーカー ブーム世代やスペシャルティカーのお好きな方にとってスルーできない車があります。そして恐らく各スケール全て揃う車があります。そうですランボルギーニ イオタです。京商はさすがに押さえています。1/64から1/12まで全て揃ってしまう、別注品も多数発売。「出しすぎだろう?」と思いつつ私もついつい買ってしまいます。P1000499

ただし京商発売は全てSVRですが。

ホンモノの実車は御存知の通りとは思います。スーパーカー ブーム当時の話ではランボルギーニ社のテストドライバー兼メカニックだったボブ ウォレス等がミウラをベースにレースに出る為に作った試作モデルで当時のレース仕様でのホモロゲーションJに該当する車であった為「J」と。が当時既に会社が傾きかけていた為、社長フェルッチオが上客に販売したが扱いきれずに事故炎上。しかし工場でそのフォルムを見ていたカスタマーがミウラをベースにイオタ仕様(SVJ)にしてくれと持ち込んだと。でランボルギーニが認定するSVJは6台である、これが全ての情報でした。しかし昨今新資料が発掘され、本当は就業時間外にボブ ウォレス等がクラブ活動如く作っていた車でミウラの高性能車の開発をホモロゲーションJタイプで行っていた、そしてやはり会社が傾いてきた為ディーラーに販売(その際に「イオタ」と命名)し、それが転売された挙句に試乗中高速走行事故炎上と。そしてエンジン他一部が会社に戻ったのが事実です。当時の事故の新聞記事も発見されています。エンジンは他のミウラに乗せ変えられ販売されたことも判明しています。このSVJは6台と言うのはイタリア アウトモビリア社発行のランボルギーニ ヒストリー(通称赤本)と言う本からの引用で国内各誌もこれを参考にしているようです。しかしスーパーカーにはうるさいROSSO誌、自社で当時の関係者にインタビューをしたところ、どうやら認定車は8台になるのではないか?いや赤本はオリジナルJも1台にいれているが、そのシャシー ナンバーがイオタ炎上後のもの。つまりSVJは9台になるのではないか?との主張です。今後の取材に期待です。

 でこの京商販売のSVR。写真とイオタの神秘性が子供心を刺激したのですが、私昔から一つ疑問がありました。当時からドイツ人によって製作依頼されたことは言われていましたが、SVRはSVJと違い、極端なオーバーフェンダー、そしてチャーム ポイントのリアカウル上のスポイラーがあります。カスタマー依頼とは言え何でこれだけSVRと言う名(ランボ認定名)でミウラとはかけ離れているの?と。後年ドイツ人でディーラー経営者フーベルト ハーネという人物(元レーサーでプライベーターでF1スポット参戦あり、かつBMW2002でジャッキー イクスとニュル24時間優勝経験者!)が自分のミウラをSVJに2度改造してもらったとの記述を読み、SVRもこの人が依頼したんだろうなぁと思っていましたし各誌もそう記述していました。しかしROSSO最新号のハーネ氏のインタビューには「お客にSVJを1台も売ったことは無い。SVRは魅力的でも自分のセンスとはかけ離れている」と!!。そして当時のランボ社アシスタント部門関係者への取材でSVRは75年にドイツの顧客の要望で製作した。顧客の持ち込んだミウラはP400Sでグリーン。顧客の望んだBBSホイール幅に合わせる為溶接でフェンダーを作成した。エンジンはチューンされ足回りはミウラSVに順ずる形にした。スポイラーは顧客の要望でカウルに直接溶接したとのこと。との事実がわかりました。となるとオリジナルJともかけ離れたSVRを製作した意図は?また疑問が。これはROSSO誌の今後に期待です。ちなみにハーネ氏、BMWともパイプがある為にランボルギーニをBMW傘下に収めるために尽力、しかし結果はパァ。でもBMW M1(当時はBMWランボルギーニと言われていました)と言う珍車かつ高性能車が生まれたわけです。またウォルター ウルフ氏のカウンタック製作に一肌脱いだのもこの方です。既に退社したデザイナーのダラーラを連れてきたのがこの人。

 個人的にはこのような歴史的検証は大好きです。ご興味持たれた方是非ROSSO最新号お読み下さい。フェラーリもまたワンオフ モデル等多いですが案外当時の資料は残っています。しかしランボは70年代後半からオーナーが度々変わり資料も散逸しており関係者以外知りえない情報が多々あります。だから興味深深なのです。

 オリジナルJはLOOKSMARTから発売されました。がPMAから発売されます。既にサンプルも出来上がっています。しかしイオタに関して「熱い」のはやはり日本人、完全な日本市場向けじゃないですか!(笑)。

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コメント

今は高性能なビデオカメラもあって、パソコンもあって、インターネットでつながっていて、世界のどこで、どのメーカーが何をどれくらい作っているのか、誰がワンオフを依頼したとか、何億人という人が瞬時にわかってしまうんですよね。

だからこういう秘密は、この時代が最後なのかなぁと思うと、ある種のさみしさを感じますね。あと50年もすればムルシエラゴもエンツォもクラシックカーの仲間入り、ミウラなんて化石になってるかもしれないんですね。もしかしたらNA自体が絶滅種になってるかもしれない。

そういえばムルシもSVだかSEだかSLだか、もしかしたらムルシJになるかもしれないクルマがテスト走行続けてるそうじゃないですか。楽しみです。

ちなみに僕はJをイオタではなくジェイと呼んでいます。ミウラ エウヴィー ジェイ。ディアブロ エスヴィー サーティー ジェイ。

投稿: カニ | 2008年12月 4日 (木) 12時23分

>カニさん
   同感です。全てPC管理されているでしょう現在では、このような考古学的な検証は今後なくなるでしょう。ムルシーのテストカーは何でしょうかね。噂先行ですが軽量モデルだとかエストーケの試作エンジンテスト用だレース用だ等々。P640化し重たくなったムルシー、メイン販売がガヤルドになった今、何を狙うのか?そう言えば来年ガヤルド ワンメイク・レースが始まるそうで、それ用に30台作るんだそうです。

投稿: ヴィットマン | 2008年12月 4日 (木) 14時39分

まぁ噂に振り回されるのも格好のいいものではないですけど、あれこれ期待してみるのも楽しいですね。

ヴィットマンさんはアイドロンのカウンタック購入されますか?こないだ青山に行ったときメイクアップによって一足先に実物見てきましたが,,,あまりに出来が良くて、MRコレクションんかとは、とてもじゃないけど一緒に並べられないですよ。。。shock

投稿: カニ | 2008年12月 4日 (木) 20時15分

こんばんは^^
SVRコレクターのJOKERです。(笑)
それにしてもますます奥深い話。とても興味深く読ませていただきました。
「考古学的な探求」すごいなあと,その熱意もすごいと思います。今の完全管理の世の中だからこそ,今後ますます,そのミステリアスさから魅力を増していくのかもしれませんね。
もう,京商発売のSVRだけでも,実車の数(何を持って実車とするかは置いておいて)を超えていますが・・・
マットブラックなど,現実にないモデルが出ているので,そのうち「痛車バージョン」なんていう鬼っ子は出ないか怖いところがありますよね。(汗)
長文の情報,ありがとうございました。また遊びに来ます。

投稿: JOKER | 2008年12月 4日 (木) 23時33分

ベッテルはSTR2もありますからね。
絶対ゲットしたいです!

ただ疑問なのは、ミニチャンプスのHPを見るとSTR3と上記のSTR2のリリースがいきなり延期されていたんですよね・・・。
あくまで目安かもしれませんが、特にSTR2は09年4月の予定となっていて、なぜこんなに遅れるのか理解できないのですが・・・。

投稿: PAFFETT | 2008年12月 4日 (木) 23時49分

> カニ さん
   実車のテストモデル、とくに私などはフェラーリの画像見るとワクワクします。買えるわけでもないのに、それだけそれらに魅力があるのだと思います。
 私はアイドロンはスルーです。カウンタックには余り思い入れがないこともありますし値段的に予算を他のモデルに回したいですから。ただ既発売中のフェラーリ288GTOだけはマジに悩んでいます。288は今までに出来の良いモデルがありませんでしたから。

>JOKERさん
   ミステリアスだからこそSVR他イオタに魅力を感じる方が多いのだと思います。もしオリジナルが今も存在していたら、ここまでにはならなかったでしょうね。
 痛車仕様が出たらどんなモデルにしろスルーしますね。でもスポンサーがガンガン付いているレーシング モデルもある意味痛車かもしれません。

>PAFFETTさん
   まずPMAのWEBはあてにならないと見て良いでしょう(でも最近は当たるなぁ)。年間予約品で何年待たせるの?と言うのもありますしカタログ掲載されて何年経つのなんてのも当たり前です。そのうち発売されるでしょうと軽く考えていた方が得策かと思います。売れそうな発売時期を狙っているのか中国工場の問題だと思いますよ。

投稿: ヴィットマン | 2008年12月 5日 (金) 04時54分

久しぶりに仲間入りさせて頂きます
京商SVR大好きな大阪市在住45歳です
私もROSSO読みました
ベース車両は、SVではなくSだったのですね
ジール特注のSVRは、いかがでしたか?
実車は赤メタリックではないですが、外装と内装にパーレビ国王の所有されていたSVRをイメージしたようです
ジールのホームページの掲示板にミウラホイールを入れ羽根無しに車高調整したものの写真があります
同ホームページに書き込まれた情報で、シートが柔らかいとゆう件、試しました
本当にグミ位の柔らかさでしたシートベルトも
あと、今月は1/43京商イオタSVR赤 黒翼端板にjota文字入りが再販されるとの未確認情報も入りました

投稿: DEORA | 2008年12月 8日 (月) 00時19分

>DEORAさん
    毎度ROSSO誌の調査には頭が下がりますね。他誌で現地まで行き関係者探して取材するなんてことはやりませんもんね。

投稿: ヴィットマン | 2008年12月 8日 (月) 14時42分

確かにおっしゃる通りですね
jotaだけが取り沙汰されてますが、ウラッコやハラマも興味深い話が隠れてそうです
完成度としてハラマをベストとしてあげる方もおられますもの フェルッチオもたしか…
第二章は、もしかするとハラマRS?ウラッコラリー?
どちらにしても興味しんしんしん

投稿: DEORA | 2008年12月 8日 (月) 18時32分

> DEORA さん
    ハラマRS(J)とウラッコRS(J)は国内に実車がありますし、やはり同じボブ ウォレスによるJクラブ活動ということで大枠が判明しています。
 今後ROSSO誌はイオタとカウンタックLP500R(LP400)に焦点を当てて行くようですよ。

投稿: ヴィットマン | 2008年12月 9日 (火) 14時26分

うぁ 日本に居るんですかぁ両方
知りませんでしたぁ
詳しく知りたくなります
やっぱりROSSOサンの記事かなにかで特集ありましたか?
500Rも知りたいですし
ナントカ 140 とかなかったでしたっけ
うる覚えですが、ドアストッパーみたいなカウンタックだったよおな…
あと、銀色と半艶消し黒ボディにディスクみたいなホイールのとか
話が前後しますが、そのウラッコとハラマは1/43ありましたか?
質問ばかりでごめんなさい

投稿: DEORA | 2008年12月 9日 (火) 20時43分

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